コロナ影響で拡大、飲食店の自動販売機ビジネス
コロナ時の非接触かつ売上対策として飲食店が店頭に自販機を置いて、自店の冷凍メニューを販売するケースが増えています。
皆様のご近所にも、え!こんなものが自動販売機で売っている、と驚いたことはないでしょうか。
私は埼玉県在住なのですが、浦和を訪れた際に、うなぎの自動販売機があって驚きました。
値段はなんと5400円と、なかなかのお値段。そんな自動販売機が増えた背景を探りたいと思います。
まずはどんなメリットがあるのか?
飲食店が自店メニューを自動販売機で販売するメリット
・非接触でコロナでも売上が伸ばせる
・24時間営業可能で、コロナ影響時でも時短営業とならない。
・無人なので人件費を削減できる。
・キャッシュレス決済に対応できる機種を選べば、販売機会が増える。
・冷凍販売にすれば賞味期限が長くなり、食品ロスが減る
こういった点がありますね。
さらに近年では自動販売機の性能も向上しており、今までは難しかった高単価の冷凍食品の販売も拡大しています。
大容量冷凍自販機の例 ↓
がっちりマンデーでも上記メーカーが紹介されていましたが、今自動販売機ビジネスが熱いですね。
さて、実際に導入しようとした際に気になるのは費用ですね。
販売代理店や条件によって差はあるようですが、一般的な冷凍の自動販売機の価格は200万前後のようです。
さらに「購入」「リース」「「レンタル」といった方法があります。
他にかかる費用としては、月々の電気代(目安は6,000円~10,000円程度)とメンテナンス・修理代といったものがかかります。
仮に200万円として、3年で元を取ろうとすると、月あたりの最低販売額は5万6千円といったところになりますので、仮に1,000円の商品で粗利が200円とすると、月あたり280個(1日あたり約10個位)の販売で設備そのものの元は賄える計算となります。
そう考えると、ある程度人通りがあって、売れるポテンシャルのある商品ならトライする価値はありそうですね。
いかがでしょうか。ご参考になれば幸いです。