飲食店のお金をかけない販促事例紹介
皆さんは、お店の販促活動にどんなことをやっていらっしゃいますか?飲食店の販促活動って、お金を、ほぼかかけないでもできるものから、ものすごくかかるものまで、様々ですよね。
今回は、飲食店でお金をかけずに手軽にできる販促事例を紹介したいと思います。
1)店内誘導の販促事例:外向け看板
お店の外の看板って、皆さん、どんな活用をされてますか?
以前から、こんな看板、時々見ますよね。
この看板は、「どんな感じのお店が、この場所にある」ことを、「店の目の前を通っている人」にお知らせするのに、効果があります。例えば、今日のお勧めとかを値段と併せて書くと、通りがかりの人が入店してくれるかもしれません。その日入店してくれなくても、「いつか行ってみよう」と思わせる力はあります。
また、値段を書くことで、入店前の単価感のミスマッチも防ぐことができます。
「ちょっと高いから、入るのやめておこう」とお客様が考えるので、値段を書くことに、若干抵抗がある方もいるかもしれません。ですが、そのようなお客さんは、結局お店のターゲット層とは合っていませんから、リピーターになってもらうことは、そもそも望めません。仮に入ってくれたとしても、居心地の悪さに、オーダーもそこそこに帰ってしまうのではないでしょうか?
書くことがなければ店員さんのつぶやきみたいなお話でも結構です。毎日つぶやくのが大変でしたら、お店であった出来事やお客様とのやりとりで感じたこと、みたいな内容でも構いません。ただし、お店の前を通るのはほんの一瞬ですから、あまり凝った内容を書くことはお勧めしません。要点を簡潔に絞って、書くように心がけましょう。
2)口コミ誘発の販促事例:店内POPの活用
一方、店内のPOPについては、お店のこだわりを、どんどん出していきましょう。お客様は、既にあなたのお店に入っていますから、メニューやPOPを見る時間はたくさんあります。お店のこだわりやお勧めを書きましょう。今日仕入れた素材の新鮮さ、お店でやっているちょっと変わった調理法をアピールするのも一つの手段です。
また、飲み物・食べ物に関するちょっとした蘊蓄(うんちく)を書いてみてもいいかもしれません。例えば、料理の名前の起源(ハンバーグという名称の起源)や、家庭でできるおいしい作り方、みたいなものでもいいと思います。販売促進に結び付くだけでなく、お客様同士の会話が弾むようなことを意識して書くように心がけましょう。それが、結果的にお客様の口コミにつながることもあります。
魚を提供する居酒屋さんなら、こんなものを置いてみるのもいいかもしれません。
3)口コミ誘発の販促事例:SNSの活用
言うまでもありませんが、INSTAGLAME、twitterやLINE、FACEBOOK等を使って、口コミを、お客様に発信して頂く工夫をしましょう。「インスタ映え」を狙って、手の込んだ料理を作るのも一つの手ですが、どんなお店でもできるコトではないかと思います。お客様向けに一言おいてみたり、店内内装を凝ってみたり、接客サービスでちょっとした工夫をするのも、いいと思います。
予約したお店のテーブルに、こんな紙が置いてあったら、テンション上がりますよね~。
また、お店のコンセプトを明確にして、訪れてもらった人に話題にしてもらうというやり方もあると思います。
また、公式アカウントを作成して、お客様とのコミュニケーションツールにするのもいいと思います。
公式アカウントを取得するのは、そんなに大変ではありません。
例えばLINEでしたら、「LINE for Business」というサービスを使って、短時間でアカウントを作成できます。
https://www.linebiz.com/jp/entry/
公式アカウントを使って、お客様にお元立ちになっていただき、直接のコミュニケーションをとることもできます。
お店に対する要望とかも聞けますね。
4)地図を使った販促事例:Googleビジネスプロフィールの活用
SNSと並んで重要なデジタル系の販促対策が、「Googleビジネスプロフィール」です。
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
「Google my business」という名称で覚えている方も多いかもしれません。
「Googleビジネスプロフィール」は、地図上に自分のお店の位置を表示できるだけでなく、営業時間や点内外の写真、顧客の口コミやそれに対する回答などを書き込むことができます。
飲食店の販促活動としては、地図対策も重要です。
最近では、MEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)なんて言われ方もしています。
皆さんも、事前の予約を取る時、また、急遽近くでお店を探す時、GoogleMapからお店を探すことも、結構あるのではないでしょうか?
単純に場所を確認できることももちろん大切ですが、口コミにどんなことが書かれているのか、内容を参考にする人も多いと思います。
とすると、やはりどんなことが書かれているのかをきちんと確認する必要があります。
更に言うなら、低評価を書かれる可能性がありますから、どんな内容が書かれるかチェックするだけでなく、書かれた低評価に対して、誠意ある回答を記載する必要があります。
誠意のある回答が書かれているお店は、仮に低評価がついたとしても、信用感も増します。
そのためにも、「Googleビジネスプロフィール」を取得して、口コミ対策も含め、実施する必要があります。
以上、簡単にできる飲食店の販促活動を、書いてみました。
皆さんの飲食店も、何か販売促進的なことに取り組んでみてはいかがでしょうか?