飲食店のDXって何をすればいいの? ~DX事例と導入する上での留意点~
今回は最近のトレンドであるDX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマに
飲食店のDX化についてまとめてみたいと思います。
DXとは
「デジタル技術を使って企業が提供する製品やサービスなどビジネスモデルを変革する」
ことです。
ただ、DXはうまくやらないと失敗してしまうこともあります。
そこで今回は飲食店のDX事例や進める上での留意点についてまとめていきます。
施策例①:キャッシュレス決済
キャッシュレス決済とは「現金を使わずに支払う方法」です。
最近では、キャッシュレス決済が使えるお店は増え、お財布を持ち歩かない人も増えてきてます。
お店側としても業務効率化のためには非常に有効な施策になります。
これからキャッシュレス決済サービスを導入するなら、以下のようなサービスもあります。
参考①:Airペイ (初回費用0円)
参考②:Square (入金サイクルが最短で翌日振込可能)
施策例② セルフオーダー
最近では飲食チェーン店でもモバイルオーダーができるところが増えてきましたよね?
コロナにより対面接客を避けたいと思う人が増えていることもあり、
モバイルオーダーはお客様と従業員の双方にとってメリットがあります。
では、「導入が難しいのか?」というと最近はアプリを使って簡単にできるようになってます。
以前も紹介しましたが、例えば以下のようなものがあります。
参考①:スマレジ
参考②:ゆびレジ
施策例③配膳ロボット
配膳ロボットを使えば料理の提供を自動化することもできます。
店員さんが調理や会計など他の仕事に集中でき、接触回数を減らすという意味では顧客側にもメリットあります。
今は猫型の配膳ロボットも出ていたりするようです。子供受けしそうですよね^^
サービスレベルは下がる?戦略やターゲット層にあわせたDXを!
ただ、DXにはデメリットもあり、その中の一つとして、「サービスの無機質化」とうのが挙げられると思います。
一つ具体例を挙げると、牛丼チェーン店の吉野家は、他社が券売機を導入する中で、吉野家だけは券売機を導入していません。
それは、食べ終わったタイミングで必ず「ありがとうございます!」といえるからだそうです。
このようにすべてをDXにすることが必ずしも正しいことではない場合もあります。
DXによって、効率化やビジネスモデルの変革はできますが、飲食店でも大事なサービスの要素は忘れないようにしたいものです。
特にセルフオーダーなどは、飲食店のターゲット層がデジタルが苦手な高齢層の場合は、顧客離れの原因にもなります。
自社のブランドイメージを考えながら、うまくDXをス進めていく必要がありそうです。
これから導入しようとする飲食店の方へ
DXに向けてIT投資が必要になりますが、
「IT導入補助金」や「ものづくり補助金のデジタル枠」を使って申請することが可能です。
是非うまく国の補助金の制度を活用しながら、DXを進めていって頂きたいです。
参考までにURLを貼っておきます!
また本補助金を当研究会に依頼したい方はぜひこちらへご連絡ください