飲食店が5億円もらえる!?『成長加速化補助金』で100億企業を目指す、攻めの経営戦略とは
中小企業成長加速化補助金の2次公募が開始されました。
これまでの補助金ははコロナ禍の際に公募があった事業再構築補助金など
困っている中小企業を助け、現状維持を目的とする「守り」の補助金が多かったです。
ただ成長加速化補助金は、これから飛躍していく中小企業を応援する「攻め」の補助金となっています。
最大で5億円がもらえ、大型の設備投資を考える飲食店にはお勧めの補助金です。
今回は本補助金の概要について説明します。
申請の前に「100億宣言」
成長加速化補助金申請のためには100億宣言をする必要あります。
「宣言」には、公募要領によると以下の①~⑤が必要です。
①企業概要(足下の売上高、従業員数等)
②売上高100億円実現の目標と課題(売上高成長目標、期間、プロセス等)
③売上高100億円実現に向けた具体的措置(生産体制増強、海外展開、M&A等)
④実施体制
⑤経営者のコミットメント(経営者自らのメッセージ)
上記を盛り込んでいただくことにより、売上高100億円を実現するための企業の強いコミットメントと
具体的な実現可能性を明らかにし、我が国及び地域の経済を支える中小企業の加速的な成長に向けた機運の醸成を図るものとします。
つまり、宣言した企業の取組を「見える化」が必要になってきます。
とはいえ、これは難しくなく事務局がテンプレートを用意しているので、それに沿って記載するだけです。
テンプレートは以下の2枚で、それほど分量は多くないです。
申請してから承認までには2~3週間ほどかかると言われております。
成長加速化補助金を検討している事業者は作成を検討してみてください。

補助金の概要
補助金の上限額は5億円で、補助率は1/2です。
事業期間は交付決定日から24カ月以内で、他のものづくり補助金や事業再構築補助金と比べても長いです。
大型投資を見越して長くなっているものと思われます。
対象者は100億円を目指す中小企業であり、現時点で売上高10億円以上100億円未満であることが条件です。
まとめると、補助事業者の要件は以下の通りです。
【補助事業の要件】
①売上高が 10 億円以上 100 億円未満であること。
②補助対象経費のうち投資額が1億円以上(税抜き)であること
③補助金の公募の申請時までに補助事業者の100億宣言が 100 億宣言ポータル サイトに公表がされていること。
④一定の賃上げ要件を満たす今後5年程度の事業計画を策定すること。
基準年度の3事業年度後(最終年度)の「従業員の1人当たり給与支給総額」の年平均上昇率が4.5%以上であること
⑤日本国内において補助事業を実施すること。
また提出書類も他の補助金と比べてシンプルです。
特に投資計画書は通常任意のWordフォーマットで10~15枚ですが、
本補助金はPowerPointフォーマットで40枚以内であるもののの
記載内容が細かく指定されているので、記載しやすいと思われます。
まとめると以下の通りです。

成長加速化補助金の流れ
以下の図は第2次の公募要領をもとに
中小企業成長加速化補助金の流れをまとめたものです。
以下の通り長い道のりとなります。
補助金受領は補助事業実施後になりますので、だいぶ先となりますので
潤沢な財務体質があることも重要となってくるかと思われます。

さいごに
1次の採択企業を分析したところ
飲食店であれば、セントラルキッチンの設置や地域のブランド品を拡販する計画などで採択事例があるようです。
大きな設備投資を考えていた飲食店であれば検討してみてもいいかもしれません。
是非、100億円を目指す攻めの計画があり、本補助金を活用できそうな場合は公募要領をご確認ください。


